E'b vol.127



vol.127  築き上げよう(2)


ただいまご紹介にあずかりました、私は新婦りささんの勤務先の上司にあたります

松本と申します。本日はご指名を頂きましたので,お祝いを述べさせていただきま

す。けんとくん、りささん、ご結婚おめでとうございます。そしてご両家のみなさ

ま、心よりお慶び申し上げます。新婦りささんが初めてbreathにお客様として来

店した際、美容学生だと知った私は、すぐにアルバイトとして彼女をスカウトしま

した。そんなご縁から美容学校を卒業後、りささんは弊社に入社します。手前味噌

ですが、弊社に入社しますと美容の仕事を通じて専門性と人間性が磨かれ、ご覧の

ように例外なく素敵な女性になります。しかし入社当初の彼女は、いつも緊張で笑

顔が引きつっていましたので、私は正直大丈夫かなと心配していました。しかしあ

る時をさかいに、みるみる素敵な女性になっていき、職場ではみんなから「天子」

と呼ばれるようになりました。そしてそのある時というのは、閉店間際にけんとく

んが白い車でbreathにお迎えにくるようになった頃に違いありません。予告なし

に毎日現れますので、「よっぽど、リッちゃんのことが好きなんやろうね」としょ

っちゅうからかってたことを今思い出します。私は「好きだ」と感じる好感はいい

人間関係のスタートであると捉えています。職場の人やお客様、友人から家族に至

るまで、まずは好かれることが大切です。お二人はすでに、お互いが好感を持ち合

いながら、家族三人で人生を歩み始めています。今後はどうかその好感を重ねて信

用しあえるように、そして信用を重ねて信頼しあえるように、さらには信頼を重ね

て尊敬しあえるように、二人で思いやりに満ちた家庭を築き上げ、どうか末永く幸

せになってください。少々長くなりましたが、これをもちまして私のお祝いの言葉

とさせていただきます。ありがとうございます。

                   結婚披露宴祝辞の原稿より(2019.9.22)

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