E'b vol.182
vol.182 学思行伝 (2)
息子の大空が弊社に入社以来、職場において私に対して「正しい言葉づかい」をするよ
うに本人に求めてきました。しかしあるとき技術を伝える際に、ついつい語調が荒くな
る自分自身に気がつきました。求める私が出来てなかったのです。そこで今年は「共に
いい景色を眺めよう」という思いで、日本一の達人と呼ばれる方のストレートパーマの
アカデミーに一緒に参加する事にしました。八ヶ月に渡り、月に一度の講習会を受講す
ることで技術を「学び」ます。そしてサロンに戻り学んだことを「思い」返し、毎朝7
時から半年間、一日も欠かすことなくトレーニングをしました。また、その結果の画像
をLINEのグループにアップすれば、講師の方から的確なアドバイスが返ってきます。
そうして身につけた技術を、実際にサロンワークでお客様に「行う」ことで喜んでいた
だく。さらには身近なスタッフに「伝える」ことで、学んだ技術を共有すると共に、自
分自身の学びを深めることが出来るのです。この学びの型を「学・思・行・伝」(がく
しこうでん)といいます。
学びの型
「学」基本を学び、仲間と研鑽しあう 「思」学んだことを自分自身に置きかえて思い出す
「行」その学びを生かして行動する 「伝」 さらに学びを深めるために伝える
「教育は人格の移し替え」という言葉どうりに、この度お世話になった講師の方々は「
コップの水を一滴も漏らさないように移し替える」ように「専門性」である知識や技術
だけにとどまらず、その学ぶ姿勢や取り組み方などの「人間性」に至るまで、言葉を丁
寧に選び伝えてくださいました。これから私は与えられたこのbreathで、身近なスタ
ッフに対して、学んだことを「正しくやさしい言葉づかい」で伝えることで成長いたし
ます。
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